キーエンスが高利益を実現し続けている強さの秘密

経営

キーエンス

この企業名を見てピンとくる社会人は多いと思います。
そして、ピンとくる理由は、「日本で屈指の平均給与の高い会社」としてだと思いますが、いかがでしょうか?

キーエンス
センサ、変位計、画像処理、PLC、タッチパネル、バーコード、マイクロスコープ、計測器、マーキング機器などの商品情報、改善事例をご紹介します。世界46ヵ国230拠点で直販体制、株式会社キーエンス。

新卒から数年も経てば1,000万円超えの年収を手にできるとかなんとか。

 

そんなキーエンス。
なぜそこまで高給を支払えるのかというと、会社が儲かっているからに他なりません。

じゃあ、なぜそんなに儲かってるのかってなると、どうやら、経営陣が示しているコンセプトが素晴らしいようです。

高利益を実現することを前提にした商品開発を徹底していて、その新陳代謝が恐ろしく早い。

だから、高利益が実現できているのだということが、日本経済新聞の記事に書かれていました。

キーエンスと東芝の違い 「粗利」8割と2割が分けるもの
制御機器大手のキーエンスと会社3分割を先週発表した東芝。あまり見ない取り合わせだが、比較をすると興味深い。2021年4~9月期決算では東芝は株主総会問題の後遺症にコロナ禍が重なり、業績の回復力が鈍い。一方、キーエンスは売上高に占める営業利益の比率が56%にも達し、製造業(同社は工場を持たないファブレス)では突出した存在...

 

これはあなたにも私にも応用が効きそうな内容でしたので、その素晴らしいコンセプトの数々をまとめてみます。

キーエンスが高利益を実現するためにやっていること

利益率80%

粗利益率が80%以上ある商品”だけ”を扱うこと。
粗利益率が低い商品は絶対に扱わないこと。

これが、高利益な体質の会社を作る根幹で、最も大切なルールのように思います。

成果を顧客と折半する

自社の製品によって挙げた成果を顧客と折半するつもりで価格付けすることも高利益を生む会社作りの重要なルールの1つのようです。

例えば、100万円の経費削減につながるような製品があるとしたら、それを50万円で売るという考え方です。そして、利益率80%の製品しか扱わないというルールがありますから、その50万円の製品は原価が10万円内であることが大切だということが、おのずと導かれてきます。

現場を徹底的に見聞

営業マンがお客様の現場に張り付いて、現場で起きていることを徹底的に見聞する。
そこから、お客様の要望やこうしたほうが良いのではという企画案を挙げる。

その企画を精査して製品化につなげていくという、現場で必要とされるであろう製品を常に作り続けるために、実際に足を運んで、目と耳で確認することを大切にしているようです。

また、営業マンはただセールスすればいいってわけではなく、お客様の問題解決方法を提案ができなければいけませんから、深い知見が求められます。

「世界初」、「他社が数年追い付けない」商品

製品を他社に簡単に模倣されてしまうと、価格競争にどうしても巻き込まれてしまいます。

それを避けるためには、世界初の商品であることや、そう簡単にマネをできない製品であることをルールとして掲げています。

他社が追い付けない製品であればあるほど、高利益を実現し続けてくれることになります。

顧客情報と技術情報の蓄積

お客様の情報(してあげたら喜ばれることの具体例)と、課題解決に関する自社の技術情報(してあげられることの具体例)の蓄積に余念がないことも、同社の強みとなっています。

似た事例があれば応用が効きますし、他社での問題解決に役立ったアイデアを必要としている顧客が居るかもしれません。

無駄なくお客様に貢献するための情報管理環境が整っていることも、高利益体質を実現する上で大きな一因となっているようです。

まとめ

先ほどあげたようなポイントを徹底していることで、常に高利益な経営を実現しているそうで、なんと、売上に占める新商品の割合は7割にものぼるそうです。

 

常に現場を見て、必要な製品の企画を大量に立てて、そこから可能性のあるものを製品化していく。これが高速で動いているからこそ可能な事ですし、それを実現するための深い知識や高い技術を持っているということも強みのようです。

その結果として社員さんは高年収を得ているのですから当然の報いですよね。

 

高利益を実現しているのには、それなりの理由がちゃんと背景にあるのですね。

[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ (日本経済新聞出版) | 高杉康成 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
Amazonで高杉康成の 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ (日本経済新聞出版)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。
タイトルとURLをコピーしました