日曜日の初耳学の企画インタビュアー林修「現代最強マーケター森岡毅」回が面白かったのでまとめた

マーケティング

天才マーケッターだな・・・

そう感じざるを得ない、怪物のような実績を誇る森岡毅さん。
マーケティングに少し興味を持っておられる方なら必ず知っていると言っても過言ではない方です。

その森岡さんと林修先生が番組企画で対談するということでしたので、興味深く拝見させていただきました。

 

既に本で読んだことばかりではありましたが、文字ではなく、本人が話す言葉として伝えられるとまた違った感覚を持てるものですね。

いい話を聞けたな・・・ってことで、それを忘れないうちにまとめておこうって事でまとめてみました。

 

大切な部分をギュッとまとめると、マーケッターとして結果を出すなら数学を勉強しておいたほうがいいよって事なのかもしれません。

現代最強マーケター森岡毅さんについて

USJ

開業以降、赤字に苦しんでいたUSJをV字回復させた張本人。
今やディズニーランドと並ぶテーマパークに育て上げる礎を作った人です。

丸亀製麺

売上に伸び悩んでいた丸亀製麺を急成長させたのも、この方。

ネスタリゾート神戸

国が運営する事業の中で、赤字で問題視されていたグリーンピア関連施設の1つ、グリーンピア三木をネスタリゾート神戸としてリスタートさせ、コロナ禍においても13倍の売上増+黒字化に成功させました。

インタビュアー林修「マーケッター森岡毅」のポイント

放送内で話されていたことの要点を、僕の言葉にやや変換してまとめてみました。

マーケットにはサイズと境界線がある

マーケットにはサイズと境界線がある。

その市場と競合する市場はお客の奪い合いとイメージされるが、実際のところ、移動のしやすさ、しにくさを踏まえると、競合しないことが多い。

USJとディズニーはライバル関係と言われるが、そのような理由からマーケティングに的には間違い。

USJは映画に特化したからコケた

USJの復活はディズニーの客を奪ったからと言われているが、それは間違い。マーケットが分かってない人の意見でしかない。
事実、ディズニーも同時期に売り上げを伸ばしているのだから。

 

まず、USJで意識したのはマーケットのサイズ。
関西と関東では、そもそもとして市場の大きさが1:3と3倍の差がある。

関東の方を関西に呼ぶには3万円の壁を超えなければいけないので関西圏外からの来客を増やすのは難易度が高い。(3万円の壁とは関西⇔関東の移動手段の交通費。)

市場規模にそもそも差があり、関西圏外から人を集めるにはハードルが高いのに、映画のテーマパークとして市場を絞り込んだことで、集客が見込める分母がグンと小さくなったのが開業当初のUSJ。

そもそもとして赤字にならざるを得ないマーケティング戦略でスタートしていた。
そこに改革を起こすためには、映画のテーマパークという考え方からの脱却が欠かせなかった。

合理的に考え情熱的に戦う

物事を推し進めるには情熱は不可欠だけど、情熱だけでは足りない。
そこにそれを実現するための合理的な理論が備わり、それが両輪となることで実現する。

その合理的な理論とは数学であり、数学を武器にして理論立てて戦略を構築し、情熱を持ってその戦略を推し進めているのが成功の法則。

論理的思考力は数学によって鍛えられる

問題を解決するための論理的思考力は数学によって培われる。
数学が得意不得意に関係なく数学に取り組むことによって、問題解決能力が鍛えられる。

一例として、数学に取り組んでいない人は、それが定数なのか変数なのかを分けて理解できない。
定数を変えようとしても無駄で、変数をいかに変えるのかが重要なのだが、数学を学んでないと、それが理解できず、定数を変えようとする。これが無駄な努力と呼ばれるもの。

山しかないのではなく山がある

新しい戦略を構築する上で、好条件ばかりが揃っていることはまずない。
戦略を要する状況というのは、たいていの場合はマイナスの状況に陥っている。

その中から活路を見出すには、「しかない」ではなく「がある」といった逆転の発想が大切。
その”今あるもの”を使って何かを起こせないのかを考える。

お客様のメガネを変える、絵の額縁を変える

今あるものをそのまま活用する際に、それをそのまま表現してもそれは魅力にも価値にもならない。

お客様からの見え方を変えることが必要で、そのために、これを見る時のメガネを変える工夫をする。
メガネを変えることができないなら、絵の額縁を変えてみる。

”老朽化した遊園地施設”を、昭和を感じられる遊園地と表現することで、見え方や伝わり方が変わる。

本能に刺さる魅力が最強

どんな魅力を提供するのかを考える上での1つの基準は「本能にささる魅力・価値の提供」。
本能に刺さるような魅力を提供できれば、それはお客様の最高の感動につながる。

弱みは弱み、強みは強み

弱みを強みに変えるという考え方があるが、この考え方はあまりお勧めできない。

結局のところ、弱みは平均程度にできれば御の字で、強みになることは絶対にない。
人類史上、弱みが強みになった例がない。

そして、その人の成果や魅力は、その人の強みからしか生まれない。

だから強みを徹底的に伸ばすことが大切。

伸ばすべき強みは動詞に着目する

何が好きなのか、何が得意なのかがわからない・・・という時は、自分が好きなことの”動詞”の部分に着目する。

サッカーを”する”のが好きなのか、サッカーを”見る”のが好きなのか、サッカーを”分析する”のが好きなのか。

サッカーが好きと一言で言っても好きな場面が人それぞれ違っている。
その違いは動詞に現れていて、その動詞の部分こそ好きなことで得意になれるかもしれない部分。

まとめ

数学を土台として考え抜いて戦略を構築するという考え方は、森岡さんの書籍の中で常に書かれていますので、その点には真新しさはないといいますか、森岡さんの仕事の原理原則なのだと思います。

数字ですでに結果が見えている。
あとはそれをどう作っていくのかという順序を設計して、その通りに実行すればいいというシンプルな考え方ですね。

では、そのためにはどんな数式を用いて、どうやって考えているのか・・・は、森岡さんの書籍内で詳しく書かれていますので、そちらを読むほうが良いと思います。(僕には理解できませんでした)

 

しかしまあ・・・えげつない実績を叩き出す人ですね、ほんと。

USJ、丸亀製麺、ネスタリゾート神戸と、売上をバンバン伸ばしているところには森岡さんありと言った感じになっていますし。

いやあ・・・ちゃんと勉強しておけばよかったなと痛感する放送でした。

 

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